多くのサイトで言われている玄米に含まれる「フィチン（ＩＰ６）」のキレート効果で体内のミネラルを奪ってしまう。
という故柳沢文正氏の「フィチン酸の豊富な食品を摂取していると、キレート作用が働き、体内のミネラルが欠乏を来す可能性があるかもしれない」という仮説をいまだに信じていることから言われていると思いますが、
実は現在研究が進みアブルカラム・Ｍ・シャムスディン著「天然抗ガン物質ＩＰの驚異」では「がんを予防し、すでに出来たガンを縮小させ、しかも毒性がない」とまで言われています。
この「フィチン酸（ＩＰ６）」は自然界のほとんどの穀類に含まれていて活性酸素阻害作用があり細胞をさまざまな有害な反応から守る働きをしてくれます。
たとえば有機物の鉄は赤血球の機能には必要ですが、量が多いと細胞を傷つけてしまいます。フィチン酸（ＩＰ６）は、過量の鉄が細胞に作用し、傷つけるのを阻止しますフィチン酸（ＩＰ６）は鉄の原資を取り囲みキレート（包み込んで排出）する事で細胞が傷つくことから守ってくれます。
玄米に含まれるフィチンは長時間玄米を水に浸しておくことで、ミネラルの吸収をしなくなります。そして、食べて体内に入るとフィチン酸となって、さまざまな食品に存在する農薬や食品添加物など意識せずに食べていた毒物の微量鉱物元素と結合してくれるので、水銀のような有害重金属やセシウムのようなものもキレートし排出してくれるのではないかと期待されています。
食べた多くの方が実感されていると思いますが、玄米には非水溶性食物繊維が多く含まれているのでフィチン酸（ＩＰ6）と力を合わせると、素晴らしいデドックス効果をもたらしてくれて、お腹の中を大掃除してくれます。
※フィチン酸が無害なのは厚生労働省の 『既存添加物の安全性の調査研究（平成18年度調査）』の中の 『コメヌカ酵素分解物』の欄で安全性が確認されています。
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