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日本のお米の特産地!コシヒカリの故郷として多くの人に知られている新潟県で、今年から本格生産、本格販売が始まる新品種「新之助」の事を調べてみました。 |
「キヌヒカリ」、「どまんなか」を親に持つ「新潟75号」と「南海129号」と「どんとこい」を親に持つ「北陸190号」を交配して誕生した新品種が「新之助」です。
大粒でツヤがあり、コクと甘味に満ちた「新之助」は「コシヒカリ」とは異なる美味しさを備えた、これまでにないお米です。
なぜ?コシヒカリの里で新品種なのか…
今でもコシヒカリに誇りをもって作り続けている新潟の生産者ですが、最近生まれてきている新品種の特A(日本穀物検定協会の食味評価)評価連発の美味しいお米が全国でドンドン生まれている事に危機感を持たずにはいられません。
今はマズいお米を探すのが困難な位、美味しさのグレードが上がっています。(昔はホントにビックリするほど美味しくないお米がありました)
そんな中、人口減少で少子高齢化などから一人当たりのお米の消費量は減る一方。
また、味の多様化で消費者は好みの味を探す楽しさも加わりコシヒカリ離れも起きています。
こうなると新潟県の生産者もコシヒカリにあぐらをかいてはいられません。
そこで、今まだお米の名産地新潟県のイメージが強い内に新しいトップブランドが必要と考えたようです。
地峡温暖化による温度上昇をにらんで…
多くの研究者が夏が今よりも暑くなると予想する中、厚さに負けないで食味、品質、収穫量を確保できる新品種が必要とされました。
「新之助」の開発が始まったのが2008年それから8年で確立されました。
猛暑でも美味しいお米、高温登熟性に優れた晩生品種になりました。
新潟県では早生品種の「こしいぶき」中生品種の「コシヒカリ」そして晩生品種の「新之助」と生産者が作りやすい品種のラインナップと言えます。
新品種の開発には20万株の候補の中から選ばれました。
品質基準の厳しさは日本のどのお米よりも厳しい基準!
玄米タンパク質含有率6.3%以下(水分15%換算)
整粒歩合70%以上(農産物検査等級1等相当)
水分含有率14%以上15%以下
この基準に達しないお米は品種が「新之助」であっても出荷されないそうです。
気になるのは味ですよね〜
特徴は繊細なコシヒカリとは違い、しっかりと大きな粒で甘味だけでなく濃厚なイメージの美味しさです。
気になる「新之助」のライバルたち…各産地で続々とお米の新品種デビュー!
16年、岩手県 「銀河のしずく」
17年、新潟県 「新之助」
17年、岩手県 「金色の風」
17年、石川県 「しゃくまん穀」
18年、宮城県 「だて正夢」
18年、山形県、「雪若丸」
18年、富山県、「富富富」(ふふふ)
18年、福井県 「いちほまれ」
18年、熊本県、「くまさんの輝き」
ざっと見ただけでも、こんなにデビュー予定です。
お米の消費が落ち込む中、各産地は新品種の導入でPRに必死です。
これは10年にデビューした山形県の「つや姫」の成功が大きく影響していると思われます。
生産者を限定し、厳しく基準を絞りクリア出来たお米だけ「つや姫」として販売出来るという従来からは考えられないシステムと味の良さに驚きました。
多くの新品種も同じように生産者を限定したり厳しい基準をもうけています。しかもどのお米も印象が似ていて新しくて美味しいだけでは売れるか?と疑問視されています。
これからのイメージの作り方やPRのやり方で勝敗は決まってきそうです。
新潟県の「新之助」では新潟県として今までに無いほど力を入れていて、2015年にNGT48のメンバーが名称を発表るなど話題を持たせている。
2017年の「新之助」生産量は約6,000�鼎慮�込みで、作付面積は1200ヘクタールと言われています。
〜〜〜高温に強くより安定した生産が可能〜〜〜
成熟期が「コシヒカリ」より一週間程度遅い「晩生」であることに加え、高温耐性にも優れることから、高温の年でも安定した品質を確保する事が可能です。
〜〜〜食味の要素はトップレベル〜〜〜
炊飯米のツヤが美しい「新之助」は「コシヒカリ」同様に高い食味評価を得ていますが、その美味しさの質は大きく異なります。コクと甘味、味の厚みに特徴があり大粒で硬芽でありながら粘りも強く、シッカリとした粒感と粘りがお楽しみいただけます。
〜〜〜新之助のデメリット〜〜〜
コシヒカリと違って「新之助」の研究会に入っている農家しか生産が出来ない、製造過程など厳密に指導するためなのかも知れません。
一般の生産者が「作ってみようっか」と思っても簡単には生産できないため、2018年に廃止となる生産調整(減反)以降も過剰生産とはならず生産量を限定していくものと思われます。
玄米タンパクの基準が厳しいため地域の土質の違いを把握した肥料の使い方をしなければならず、栽培地域によって明確な肥料設計が必要とされます。
〜〜〜新之助の栽培ポイント〜〜〜
「新之助」を開発した長岡市にある新潟県農業総合研究所作物研究センターが7月6日に研究成果発表会を開き、新之助の栽培ポイントなど9つの事例を発表しました。それによると、新之助の栽培適地は標高300m以下で、いもち病に弱いため防除が必修、などと説明、品種の特性を認識して食味重視で栽培をしてほしいと語っていました。生産者からは現在新潟県の栽培方針で認められていない100%有機原料の肥料や、出穂前に肥料を与える穂肥の手間を省く一発肥料の使用を認めてほしいなどのようぼうがあったようです。
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